2009年07月04日
軟派じゃないよナンバだよ
shantiは歩くことが好きです ウォーキングではありません 「歩くこと」です 腿を高くあげ両手を元気よく振って歩くのがウォーキング こんな行進歩きは身体を痛めるだけで何の効果もありません 駿府公園のお堀の周りをダイエットに効果があると信じて行進している熟年夫婦をよく見かけますが、ヤメタほうがイイよとついつい声をかけたくなります
本来歩くことは、極力疲労をおさえて長い距離を移動することですから、体力作りと称してムリヤリ手足を振る無駄な動作は必要ないはずです 大喰いしてから出来もしない三日坊主ダイエット運動は本末転倒ですね
幕末や明治初期までの日本人は、一日に健脚でなくても10里や15里を楽に歩いたそうです 飛脚ともなると四十里を走ったそうです 司馬遼太郎の小説に出てくる新撰組の土方歳三は「としの鬼脚」と呼ばれ、多摩から江戸までを1日で往復したと記されています 推測するに100km以上はあると思いますが では、どうして草履を履いて一日で100km以上も歩くことができたのか現代人には疑問が残ります
そこで、ある日、15年ほど前になりますが古武術家の甲野善紀さんの著書で日本人古来のナンバ歩きを知り、shantiは実践することになりました ナンバ歩き 簡単に言ってしまえば、右脚を前に出す時に右肩(右半身)も同時に出して歩きます 身体はやや前傾で両腕はブラブラさせてリラックスした状態になります 極端な表現ですがゴリラかチンパンジーの歩き方を想像して下さい
なんしろ丁度いい手本が無いものですから、試行錯誤しながら数年間も日々ナンバ歩きらしきもので歩いていましたが、身体を無理に捻らないし、着地もやや爪先寄りで足裏全体で受けとめるので疲れません 片減りだった靴底も解消しました
やり始めて3年目ぐらいから、フラットな平地なら半日約4時間ほどで25~28kmぐらいなら苦もなく歩けるようになりました この分なら一日で50kmは歩けるだろうと、知人のH氏に自慢したら「まだまだだね一日に必要な量の荷物背負って歩いてみなよ」

四国の札所近くには、歩き遍路のために遍路標識が所々に建ててあります
H氏は高低差700メートル程の峰をいくつも越え、約1400kmの四国八十八ヶ所巡拝を重い荷物をしょって30数日で歩いている健脚であります

同行二人(弘法大師と二人)と書かれた笠をかぶり、金剛杖をついて白装束姿の歩き遍路を、菜の花が咲く3月中頃になると、ボチボチ見かけるようになります 花遍路といいます
shantiも当初、四国八十八ヶ所を回るためにやり始めたナンバ歩きですが、本格的な歩き遍路にはいたっておりません 毎年四国に行った折に、1番から11番札所を散歩程度に歩いているニワカ遍路であります
ただ今研究中は、ノルディックウォーキングのポールを金剛杖がわりに使って実践的にチョットハードな野山を早く歩くことです
バブーも大きくなって時間が取れるようになりました これからトレーニングして歩き遍路で八十八ヶ所通し打ちをやると決心しましたが、さてと 実現はいつになることやら・・・・・・・・
本来歩くことは、極力疲労をおさえて長い距離を移動することですから、体力作りと称してムリヤリ手足を振る無駄な動作は必要ないはずです 大喰いしてから出来もしない三日坊主ダイエット運動は本末転倒ですね
幕末や明治初期までの日本人は、一日に健脚でなくても10里や15里を楽に歩いたそうです 飛脚ともなると四十里を走ったそうです 司馬遼太郎の小説に出てくる新撰組の土方歳三は「としの鬼脚」と呼ばれ、多摩から江戸までを1日で往復したと記されています 推測するに100km以上はあると思いますが では、どうして草履を履いて一日で100km以上も歩くことができたのか現代人には疑問が残ります
そこで、ある日、15年ほど前になりますが古武術家の甲野善紀さんの著書で日本人古来のナンバ歩きを知り、shantiは実践することになりました ナンバ歩き 簡単に言ってしまえば、右脚を前に出す時に右肩(右半身)も同時に出して歩きます 身体はやや前傾で両腕はブラブラさせてリラックスした状態になります 極端な表現ですがゴリラかチンパンジーの歩き方を想像して下さい
なんしろ丁度いい手本が無いものですから、試行錯誤しながら数年間も日々ナンバ歩きらしきもので歩いていましたが、身体を無理に捻らないし、着地もやや爪先寄りで足裏全体で受けとめるので疲れません 片減りだった靴底も解消しました
やり始めて3年目ぐらいから、フラットな平地なら半日約4時間ほどで25~28kmぐらいなら苦もなく歩けるようになりました この分なら一日で50kmは歩けるだろうと、知人のH氏に自慢したら「まだまだだね一日に必要な量の荷物背負って歩いてみなよ」

四国の札所近くには、歩き遍路のために遍路標識が所々に建ててあります
H氏は高低差700メートル程の峰をいくつも越え、約1400kmの四国八十八ヶ所巡拝を重い荷物をしょって30数日で歩いている健脚であります

同行二人(弘法大師と二人)と書かれた笠をかぶり、金剛杖をついて白装束姿の歩き遍路を、菜の花が咲く3月中頃になると、ボチボチ見かけるようになります 花遍路といいます
shantiも当初、四国八十八ヶ所を回るためにやり始めたナンバ歩きですが、本格的な歩き遍路にはいたっておりません 毎年四国に行った折に、1番から11番札所を散歩程度に歩いているニワカ遍路であります
ただ今研究中は、ノルディックウォーキングのポールを金剛杖がわりに使って実践的にチョットハードな野山を早く歩くことです
バブーも大きくなって時間が取れるようになりました これからトレーニングして歩き遍路で八十八ヶ所通し打ちをやると決心しましたが、さてと 実現はいつになることやら・・・・・・・・
Posted by マンマドルチェ at 11:28│Comments(0)
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